絵本作家として独立するために

絵本作家にとっても福利厚生は大切で、企業には社員の健康増進や福利のための福利厚生が設けられています。
ただ、絵本作家の場合、福利厚生が経費として使えるかどうかは疑問で、果たして使えるのでしょうか。
福利厚生は、絵本作家に限らず、接待交際費と同じように経費として計上できるかどうかのはっきりとした基準がありません。
福利厚生は一般管理費の中の項目なので、絵本作家の必要経費として、立派に認められています。

絵本作家における福利厚生は、従業員に対する結婚祝い金、お見舞金、香典、食事代補助、社員旅行代などが含まれます。
それゆえ、絵本作家で福利厚生として計上できたとしても、それが法人でも適用される保証はありません。
福利厚生は、経費として通す内容の理屈が必要になるので、自分で確定申告をする絵本作家には難しいというわけです。
しかし、一方で、絵本作家は、福利厚生を経費として計上するのは、非常に難しいとする意見もあります。
福利厚生はれっきとした税法で認められた絵本作家の経費になるので、わざわざ、福利厚生費として計上する必要はありません。
但し、従業員がいな絵本作家については、当然ですが、福利厚生を使用することはできません。
中には、絵本作家は、福利厚生が認められているので、積極的に活用するべきとする意見もあります。
申告を修正すると延滞税がかかるので、絵本作家の場合は、無理に福利厚生を経費として計上する必要はありません。