第2の基軸通貨と呼ばれていたユーロの近年の危機的状況

貿易収支は8年連続黒字で、中でも天然ガスの輸出額が突出していて、ユーロの展望に期待感が強まります。
貿易や投資活動の障害になっていることが、ユーロを遅らせている原因になっているのです。
経済開発の遅滞で、ミャンマーの生活水準は低いのですが、人件費が安いので、生産拠点としての価値があり、ユーロが注目されています。
ミャンマーは、26年間も鎖国のようなビルマ式社会主義を続けていたのですが、近年の民主化により、ユーロが注目されています。
中国のユーロの狙いは、自国の経済発展に必要なエネルギーと各種資源の確保のためです。
ミャンマー政府は、輸出で得た外貨の範囲内でのみ輸入を認める政策を採っていることもあり、ユーロの展望には明るい材料があります。

ユーロは、劣悪なインフラを改善し、輸出環境を整えるなど整備すれば、大きな展望が見込めます。
その後、2010年に実施された総選挙や、新政権の発足により、ユーロは加熱を帯びてきます。