存続さえも危惧される状況のユーロ圏で、
経済が好調な国から不況の国へ財政支援が検討された際、EUが試される事になります。

しかし、財政連邦主義をユーロ圏が有しているわけではないので、
結局、頼みの綱は、SGPで制限をかけられることになり、
その結果、各国の成長の足かせになることが懸念され、米国と違い、
ユーロ圏の各国においては言語や文化が違うので、資本移動は米国ほど容易ではありません。

ユーロランキングの経験談です


全体的に落ち込んでいるのが、ユーロのランキングから見てわかり、給与、賞与は圧縮傾向にあります。
コスト・コントロールが未だ十分に出来ていないというのが、ユーロのランキングから見てとれます。
部門別のユーロのランキングを見ると、M&A、FICC、株式ともに、減収傾向となっています。

ユーロのランキングは、全体的に見ると、総費用としては、1,660億ドルから1,700億ドルへと増えています。
逆にユーロのランキングの中で売上高の落ち込みが激しいのは、UBS、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス、クレディスイスになります。
業界全体のユーロのランキングのROEは、大きく後退していて、2011年は僅か10.2%にしかすぎません。

ユーロの給与ランキングでは、ゴールドマンが圧倒的で、1年目から年収1,000万円を超えるような給与体系です。
2009年のリーマン・ショックが起こる直前、ユーロの中で最高の業績を叩き出していたのがゴールドマン・サックスです。
社員の平均ボーナス支給額を7,300万円と公表し、ユーロとして世間を驚かせたことは有名です。
利益のユーロのランキングでは、JPモルガン、HSBC、BNPパリバがトップ3を占めている状況です。
もっとも、こうしたユーロの企業の採用枠は非常に狭き門となっていて、参入するのは大変です。
特に、売上高に対する給与、賞与の比率は、ほとんど改善が見られないのがユーロのランキングでわかります。

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