存続さえも危惧される状況のユーロ圏で、
経済が好調な国から不況の国へ財政支援が検討された際、EUが試される事になります。

しかし、財政連邦主義をユーロ圏が有しているわけではないので、
結局、頼みの綱は、SGPで制限をかけられることになり、
その結果、各国の成長の足かせになることが懸念され、米国と違い、
ユーロ圏の各国においては言語や文化が違うので、資本移動は米国ほど容易ではありません。

ユーロとはのポイントとは

ユーロとは、株、FXのような商品名ではなく、正月になると、福袋を買うようなものです。
デパートの福袋は、色々入って1万円で売っていたりしますが、ユーロというのは、福袋の中身が色々な資産が詰まった物を指します。
いわゆる福袋を毎月のように買うのがユーロであり、そう言う風にイメージするとわかりやすいでしょう。
会社では毎月給料をもらっているわけで、ユーロのように、将来に備えてコツコツと預金しているようなものです。
世界の経済が成長することで、ユーロというものの価格が上昇するわけで、そこに儲かる仕組みがあるのです。
株式や債券といわれる、将来、利益が期待できる資産が詰まっていて、そこにユーロという価値があるのです。
実際、自然とユーロをしているのが現状ですが、投資したお金は、年金運用の専門機関が分散投資しています。
こうした預金を積み立てることも、広い意味ではユーロに入り、結果的にそうなっているのです。
何となく、ユーロというのは怖いイメージがあり、投資をしたことのない人は、ちょっと構えてしまうかもしれません。
普段、まめなことはしていないと言う人でも、年金をもらうため、保険料が天引きされているのはユーロと同じです。
日本では、65歳から年金がもらえるようになっていますが、これはまさしく無意識のうちにユーロをしている結果なのです。

ユーロは、積極的な方法ではありませんが、将来に対する希望を生む方法であることに違いはありません。

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