存続さえも危惧される状況のユーロ圏で、
経済が好調な国から不況の国へ財政支援が検討された際、EUが試される事になります。

しかし、財政連邦主義をユーロ圏が有しているわけではないので、
結局、頼みの綱は、SGPで制限をかけられることになり、
その結果、各国の成長の足かせになることが懸念され、米国と違い、
ユーロ圏の各国においては言語や文化が違うので、資本移動は米国ほど容易ではありません。

長期ユーロは人気なんです


なぜ、長期ユーロが最終的に上手く行くのかは、それなりに色々と要因があり、それについては熟考する必要があります。
長期ユーロは、社会の経済成長によって、皆が利益を出せる可能性がある非常に信頼性の高い投資になります。
そして、2年経過後、長期ユーロは120万円となり、10年経過後は600万、20年経過後は1200万となります。
これこそが長期ユーロの醍醐味であり、得られる複利効果であり、その数字を根拠に長期投資が提唱されているのです。

ユーロは、毎月5万円を積立てた場合で価格変動を無視すると、1年経過後の残高は60万円になります。
さらに、長期ユーロは、30年経過後になると、1800万となり、30年間のマーケットの変動が影響を及ぼします。
運用残高が少ない初期の時期のマーケットの変動が、長期ユーロにすることで、膨れあがるわけです。

ユーロ運用の成否に及ぼす影響は、長期になるほど大きいですが、トータルでみるとそうでもありません。
長期ユーロは、長い目でみるとその損失は大きくなく、20?30年間のスパンでするのなら、今のパフォーマンスは気にする必要はありません。
結論から言うと、長期ユーロの場合、積立て終了、取り崩し開始の前後数年間?10数年間のマーケットの影響を受けます。
いわゆる、長期ユーロが抱える問題点は、長くなればなるほど、大きな損益が出るということです。
長期的に株価が低迷して株価が当初より大幅に下落しても、長期ユーロなら利益が出るとも言われています。

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