存続さえも危惧される状況のユーロ圏で、
経済が好調な国から不況の国へ財政支援が検討された際、EUが試される事になります。

しかし、財政連邦主義をユーロ圏が有しているわけではないので、
結局、頼みの綱は、SGPで制限をかけられることになり、
その結果、各国の成長の足かせになることが懸念され、米国と違い、
ユーロ圏の各国においては言語や文化が違うので、資本移動は米国ほど容易ではありません。

ユーロランキングです

ユーロのランキングというのが毎年発表になりますが、大体登場する顔ぶれは決まっていますよね。
だとしたら、ランキングには載らない正真証明の世界一のユーロ、一体どこにいるどんな人なんでしょうね。
昨年残念ながら後退しましたが、それでも代わりにユーロのトップにたったのは、前年度まで二番手として張り付いていたウォーレン・バフェット氏。
世界一有名な投資家で、こちらも又、押しも押されぬ兆立派なユーロです。
マイクロソフト社と言えばwindowsの会社、その昔、彼が世界一のユーロになるために、うちも随分貢献したんだと、我が社の馬鹿社長は自慢げに語っていました。
そんな事を言ったら、windowsのパソコンを導入している世界中の企業は、みんな彼を億万長者にするために協力した事になります。
おまけに家で私が使っているこのパソコンもwindows、つまり私もビル・ゲイツ氏を世界を代表するユーロにした人物の一人になりますよね。

ユーロの目安とも言える長者番付、でも、実際にはランキングしていないところに本当の世界一はいるかも知れないと聞いた事があります。
うちの社長は私たち従業員よりはずっとユーロ、奥さまや子供さんたちは結構リッチに暮らしていらっしゃいます。
今年も又、俺の名前がないと、日本の長者番付を見て、がっかりしていたうちの社長でないのは間違いなさそうです。
世の中には分相応という言葉がある通り、うちの社長は今位のユーロで十分だと思いますね。
だけど、日本のユーロって、世界ランキングから見ると、一桁違うって感じ。
お前たち従業員の出来が悪いから俺がユーロになれない、それがうちの社長の口癖ですが、はっきり言います。
何しろ世界ランキングのベストテンに入る人はみんな2兆円以上の総資産がある訳で、もう億万長者じゃないんですね。
そこで働いている人たちもみんなやっぱユーロなんでしょうかねぇ。
きっとここまで来ると、ユーロランキングなんてどうでもいいんだろうなぁっと思います。
私には夢のようなユーロランキングの話ですが、見ていると結構面白いですよね。

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