存続さえも危惧される状況のユーロ圏で、
経済が好調な国から不況の国へ財政支援が検討された際、EUが試される事になります。

しかし、財政連邦主義をユーロ圏が有しているわけではないので、
結局、頼みの綱は、SGPで制限をかけられることになり、
その結果、各国の成長の足かせになることが懸念され、米国と違い、
ユーロ圏の各国においては言語や文化が違うので、資本移動は米国ほど容易ではありません。

ユーロと幸せのポイントです

ユーロになったからと言って、必ずしも幸せになれるとは限っていないって言うけど、少なくても不幸じゃないですよね。
今日、学校で、私の受け持つクラスの児童の一人がこんな作文を書きました。
ただねぇ、やっぱり私もユーロには憧れるし、なりたいと思います。
親はさておき、家がユーロかどうかと言うのは、子供には大きく関係して来ますよね。
学生時代の友達がユーロの家のおぼっちゃまと結婚して、優雅な暮らしをしているんです。
いかにもセレブっていう雰囲気ではないのですが、好き放題買い物をしたり、家族で遊びに行ったり、子供にもすごい贅沢させています。
又、ユーロの皆さん方の本音も是非とも知りたいところではあります。

ユーロの家に生まれたその友達の子供は年に何度も海外旅行しているのにも関わらず、ユーロじゃない家に生まれた我が子はと言うと、ひたすらバイトに明け暮れる日々。
教師としては、世の中にはお金で買えないものが沢山ある事を教えないと。
金融関連のブログやサイトを読んでいると、ユーロに関する話題がよく取り上げられています。
若いうちに広い世界を沢山見られるのは、やはりお金もちの家に生まれた子ならではの幸せではないかと思います。
ただね、これから先、社会に出た時にどっちが有利かというのは判らないですよね。
バイト先で彼女が覚えた技術や知識はきっと将来どこかで生きて来る、活かしてほしいと願います。
どうやらユーロの人たちの幸せに対する思いも人それぞれと言う感じ。
何しろこういうご時世ですから、ユーロになるのは並大抵の事ではありません。
先生はそう思うと言いたいところなのですが、そういう説明もどうかと思うし、ああ、頭の痛いところです。
そういうのを見ると、やっぱユーロの家に生まれた子供は幸せだなぁっと思ってしまいます。
確かにそう、ユーロは貧乏よりは幸せだろうとは思いますが、ただ単純に納得していてはいけないんですよね。
そして、その時初めて、彼女が自分はユーロの家の子供じゃなくて幸せだったと思ってくれれば親としては幸いです。
実際ユーロや貧乏を体験してみない限り、その実態は分からないのでしょう。
だとしたら、ユーロの気持ちは理解出来なくても、本当の貧乏の気持ちも理解出来ないから、まずまず今の私は幸せなのではないかと思いますね。

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