存続さえも危惧される状況のユーロ圏で、
経済が好調な国から不況の国へ財政支援が検討された際、EUが試される事になります。

しかし、財政連邦主義をユーロ圏が有しているわけではないので、
結局、頼みの綱は、SGPで制限をかけられることになり、
その結果、各国の成長の足かせになることが懸念され、米国と違い、
ユーロ圏の各国においては言語や文化が違うので、資本移動は米国ほど容易ではありません。

ユーロ参加国の裏技です


一方ではユーロに参加する事によって不利な条件も受け入れなければならない、という意見も耳にします。
積極的に多くの国が参加希望しているかと思いきや、ユーロに対して難色を示している国も見られます。
厳密に言うとユーロ自体まだ始まっている訳ではなく、参加国というより参加表明をしている国といった方が近いでしょうか。
だからと言って全面的に賛成されている訳ではなく、ユーロに対して反対する声もかなり大きいです。
現在ではアメリカやオーストラリアといった国が参加国として名乗りを上げ、ユーロ実現へ向けた準備を進めています。
ユーロについてより詳しい情報は、ブログやサイトから収集することができます。
日本は今までここに参加するかしないかの議論を続けてきており、ハッキリとはしないもののユーロに向けて前向きな姿勢を取っていると言えるでしょう。

ユーロに日本はまだ正式に参加していませんが、これから参加するかどうかを判断していく事になります。
ユーロの参加国との競争に勝てば大きな利が得られる反面、失うリスクもまた大きいのです。

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