存続さえも危惧される状況のユーロ圏で、
経済が好調な国から不況の国へ財政支援が検討された際、EUが試される事になります。

しかし、財政連邦主義をユーロ圏が有しているわけではないので、
結局、頼みの綱は、SGPで制限をかけられることになり、
その結果、各国の成長の足かせになることが懸念され、米国と違い、
ユーロ圏の各国においては言語や文化が違うので、資本移動は米国ほど容易ではありません。

ユーロの問題点のポイントなんです


そもそも、明らかなデメリットが存在しないのであればユーロに参加しないという意見が注目される事はないでしょう。
現在でも国交があれば国同士での貿易は盛んに行われているのですが、ユーロはこの貿易を加速度的に発展させようとする狙いがあります。
ユーロがどんな問題点を抱えていて、それを解決するためには何が必要か詳しくはブログやサイトからもチェックすることができます。
しかし、ユーロは手放しで喜べる話ばかりでなく注意しなければならない問題点が幾つかあります。
関税が撤廃されるユーロに参加すると、輸出で得られる恩恵だけでなく輸入によって得られる恩恵もあります。
特に大きな土地を持たない弱い農家は、ユーロによって生活が成り立たなくなる危険性が指摘されています。
外国からどんどん大量に安い食料品が入ってくれば、国土の狭い日本では太刀打ちできずユーロによって不利益を被ってしまう事になります。
さらに悪いことに、どれだけ自国にとって不利な条件だとしても一旦ユーロに参加したら撤回は認められない流れがあります。
しかし、当事者にしてみれば仕方ないの一言で済ませられません。

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