存続さえも危惧される状況のユーロ圏で、
経済が好調な国から不況の国へ財政支援が検討された際、EUが試される事になります。

しかし、財政連邦主義をユーロ圏が有しているわけではないので、
結局、頼みの綱は、SGPで制限をかけられることになり、
その結果、各国の成長の足かせになることが懸念され、米国と違い、
ユーロ圏の各国においては言語や文化が違うので、資本移動は米国ほど容易ではありません。

ユーロなんです


区別するためにユーロと呼ばれているわけですが、既発債であっても価値が損なわれることはありません。
市場価格は、ユーロに関しては、市場の金利水準の変化に対応して変動するようになっています。
償還日まで保有した場合のユーロの利回りを最終利回りと呼んでいて、これは公社債の流通市場で一番用いられているものです。
債券の購入から償還までの全期間内に入る受取利息と償還差損益の総計金額を、ユーロで得ることができます。
一番多いのが国債で、市場でユーロを購入する投資は、大体、残存年限が最長期間となる傾向にあります。
流通市場での実勢取引がユーロで行われるので、購入単価が変動することもあります。
既に発行されている債券がユーロなので、新規に発行される債券とは分類されています。
償還日より前にユーロを換金する場合、市場価格での売却になるので、売却損が生じる危険性があります。

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